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共同記者会見を行う、東京都知事選に立候補予定の(左から)石丸伸二氏、小池百合子氏、蓮舫氏、田母神俊雄氏=2024年6月19日午後5時27分、東京都千代田区、吉本美奈子撮影
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 東京都知事選が20日に告示されるのを前に、主な立候補予定者の4氏が19日、日本記者クラブ(千代田区)で共同記者会見に臨んだ。参加者は50音順に、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)、現職の小池百合子氏(71)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)、参院議員の蓮舫氏(56)=立憲民主党を離党=。主な質問に対する一問一答は次の通り。

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 ――東京の昨年の合計特殊出生率が全国最低の0・99。少子化対策は間違っていなかったか。力点を置くことは。

 小池 間違いとは思わない。出生率を引き上げる、(低下を)とどめることをやってきた。018サポートや(高校)授業料無償化など大きな希望を与えてきた。母の数を減らしてはいけないとの思いで、今回は無痛分娩(ぶんべん)(の助成)にも取り組んでいこうと思っている。

 蓮舫 少子化がどうして進んでいるかというと、非婚化が進んでいるから。貧困の若者が増えている。10年かけてでも、今の子どもが社会に巣立つときに不安と負担のない東京都をつくることが、長い目で見た少子化対策だと思う。

 田母神 若者は都民税を半額…

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